これまでお茶の世界だけのものだった「仕覆」。
それは本来、大切なものをより大切にするためのものだったはず。講師の山田英幸は、仕覆をお茶の世界からより広い世界に連れ出しました。
旅に連れていきたい小さなお茶碗や、大切なバカラのグラス、婚約指輪の箱にだって、カメラにだって仕覆は着せられます。
そんな新しい考え方で仕立てられる仕覆は、その手法もオリジナル。立体裁断や図学を取り入れ、これまで経験値に頼る部分が多かった古来の伝統的な仕覆づくりを、本格的でありながらより簡単にすることができました。
あなたの愛するものを、より愛するために。オリジナルの「仕覆」を着せてあげませんか。
最初は共通の課題から始め、仕覆の構造や基本的な縫い方を学びます。
2作目からは各自のお気に入りの器を用い、「山田流」ともいえる型紙のおこしかたや、自由で楽しい布の取り合わせなどを学んでいきます。